東野圭吾 流星の絆
いやぁ、すっごい面白くて最初から引き込まれるようにして夢中で読みました。
私は新刊は図書館で借りて読む事が多くて、この本もそうだったんですが、本屋でこの本が平積みされている所を見て帯も見ちゃったんですよねぇ・・・とても興味を引くというかそそられる帯の文言だったとは思うんですが、それで話の半分くらいまでは先が読めちゃったというか・・・帯が少しネタバレになっていたんですよね。でも先が読めてしまってもとても面白く読める本というのもあって、本書はまさにそういう本だと思うんですが、ちょっともったいない気もしちゃったかな〜(^^;ゞ
幼い時、夜中に家を抜け出し流星を見に行った3人の兄弟。家に戻ってきてみると両親は殺害されていた・・・犯人への復讐を誓いあう3人は、大人になっても助け合って生きていたのだが生活していくためには、詐欺師として生きていかなければならない現実があった。次の詐欺のターゲットに近づいていった時、偶然 両親を殺した犯人を見かけて・・・
さっきも書きましたが話の半分あたりまで、というか8割方?先が読めてしまうんですよね。それでもこれだけ夢中で読んでしまうんだから東野さんはすごいな〜って思っちゃいます。でも終盤どういう終わり方をするんだろうとドキドキしていたら、二転三転の予想外の展開で。展開が見えてある意味安心して楽しく読める部分と、先が読めなくてドキドキしながら読める部分とがあってとても良かったです♪
ただ、頻繁に「○○は、こう思ったが悪い気はしなかった」のような登場人物達の心証描写が出てくるんですが、誤読を防ぐためなのか?そこまでいちいち親切に書かなくてもわかりますよ〜と言いたくなるくらい書かれてあって、そこが少しくどいというか気になっちゃったかなぁ〜そこまで読者を甘やかさなくてもいいと思うんだけども(笑)
あと、これは私の心境変化でこの本は悪くないんですが・・・楽しい読書というのもすごくいいんですが、最近それだけではいけないような、というか物足りない気がしてきちゃって。読書をする事でその後色々と感じ取ったり考えたりそういう事ができる読書をしたいなぁと思うようになってきました。もちろんそういう本ばかりだと疲れちゃうと思うので、この本みたいに純粋にストーリーを楽しむ読書もしていきたいんですが。東野作品はまだあまり数を読んでいませんが、『手紙』のような読んだ後も色々と考えてしまうような本も最近いいな〜と強く思うようになってきたんですよね。いや、毎回こんな重たい本を読むのもしんどいんですけども(苦笑)
東野作品は、とてもクォリティーも高いから、ついつい色々と期待しすぎてしまうのかもしれないですね。(^^;ゞ
こんな事を書いてしまいましたが、本書は本当に面白くて夢中になって読んだ本でした。ただ、ちょっと軽いかな〜という気はしますが。ラストも後味が良くて、万人にオススメできる本だと思います。
クドカンの脚本でドラマ化もされますね。最近ますますテレビを見なくなってしまったんですが、気になるな〜見ちゃおうかな〜(^^ゞ
★★★★(8点)
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この記事に対するコメント
結構この作品は帯が批判を受けていますよね^^;
皆さんが帯を読んで期待しすぎたと言う事をおっしゃっていたので、私は期待せず(失礼ですが)読んでいました。
そうしたら想像以上に面白くって!
確かに読める部分はたくさんありますよね。
でも、ラストはえ〜!?って思いましたし、前向きなラストでよかったなと思いました。
ドラマは見るか考え中です。
こんにちは〜TBありがとうございます♪
やっぱりこの帯、批判受けてますか〜(^^; 今はドラマ化!とか以前のとは別の大きな帯になっているみたいですけど、あの以前の帯はちょっとねぇ・・・(苦笑)
私は帯を見てもそんなに期待感は高まらなかったんですが、あれは半分ネタバレだよなぁ・・・と不満を持ちつつもぐいぐいと面白く読めちゃって(笑)
ただやっぱりちょっと軽いかなぁ〜もうちょっと重厚感があるようなのがいいなぁと思うので、その分点数1つ減らしました。(^^;ゞ
意外性もありましたし、ラストも前向きで読後感も良かったですよね〜
ドラマは・・・見たいなぁという気持ちはあるんですが、あんまりテレビをつけてないので、ついつい忘れてしまうんですよね・・・(汗)